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"いきほひあるものは貪欲ふかく、ひとり身なるものは人にかろしめらる。寶あればおそれ多く、貧しければなげき切なり。人を頼めば身他のやつことなり、人をはごくめば心恩愛につかはる。世にしたがへば身くるし。またしたがはねば狂へるに似たり。いづれの所をしめ、いかなるわざをしてか、しばしもこの身をやどし玉ゆらも心をなぐさむべき。"
（有權勢之人，愈加貪婪；無所依靠之人，為人所輕視。一有財產，行臥不寧；一旦貧窮，又痛心悔恨。依賴他人，則迷失自己；一旦關照他人，心即為恩愛所縛。隨世逐流，身不由己；倘不隨波逐流，則被視若狂人。得一何樣場所，採取什麼舉措，才能暫且安身，須臾之間也好，能讓心安憩嗎?）
─鴨 長明(1155─1216)，《方丈記》
人生在世，諸多煩憂。
眾生世相，雖不盡醜惡；
然從俗與否，仍操之在己。
身陷困窘時讀此文，如沐甘霖；逢得意時讀此文，心生警惕。
煩憂煩憂，剪不斷，理還亂。
悠哉游哉，何事惹塵埃。
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